Vで昇天

ちょっとNethackに手を出してみた。むろんスポイラー片手に(じゃないとやってられるか)。
初心者にはワルキューレ(V)がいいということでそれで始める。とりあえず流し台を蹴りまくる。こんにちはインキュバス。死亡。次。間違って店主をぶん殴る。死亡。次。さまよう目をつい…次。
…そんな具合でVを殺すこと十数人(もっとかも?)、ようやくゲヘナに辿り着くことに。そこまでくれば緑スライムもなんぼのもんじゃいという具合に並みいる&どもをエクスカリバーとハイパーミュルニールブーメラン(たまにコカトリスの死体で)で打ちのめし、魔除けを手に入れる。
んで、超すごい勢いで帰る。イェンダーの魔法使いとか、ぜんぜん屁じゃない。死の杖zapzap。そいで最終試練。準備を怠ってしまい入り口を探すのにえらいとまどった。しょうがないので水晶玉をwishしようとした挙げ句うっかりキャンセルしてしまいさらにとまどう。手持ちの運命のオーブを使えばよかったんだけどね…。
そして天上界。食糧事情が厳しいのでまずフェミンを瞬殺。争いの指輪をつけっぱなしだったので自属性の天使(友好的ですらなかった)もろとも殴りまくる。ちっとも危なくはなかったけどえらく煩わされた。一番最後に向かった祭壇が自属性だったので魔除けを捧げて昇天。やった。


いちど通してみて思ったけど、このゲーム、細工がものすごい凝ってますね。杖で地面に何か書いてみると何の杖かが分かるとか、缶詰作成道具とか…ううむ、いざ例を挙げるとなるとあまり思い出せませんが、とにかく異様に凝ってます。*bandが単調なゲームに見えるぐらい。

UnAngband概要

どっかのk氏から要請されたので書く。エロス。

UnAngbandはAngbandのバリアントです。Unnamed Angbandです。名称未設定です。

まず、職業。
全ての領域の魔法をほとんど使えるけど弱過ぎて困るシャーマンや、歌集(楽器を装備すると強くなるらしい)を扱う吟遊詩人などの新職業が追加されてます。で、特徴的なのが全職業で選択できるスタイルなるサブクラスです。たとえば戦士なら二刀流(できるんです)のスタイルを選べば、武器を2つ装備した場合にACにボーナスが入ります(たぶん)。魔法使いなら特定の魔法書の扱いに特化したり、レンジャーなら弓に特化させることができます。ついでに職業とスタイルの組み合わせによって職業名が変化し、たとえば二刀流の盗賊はなぜか名前がニンジャになります。まあ、職業によってはほとんどオマケですが。

種族ですが、最新の日本語版の0.5.5では特筆することはありません。本家の0.6.xでは森エルフやジャイアントなどが追加されているようですが、うちの環境では動きません。orz。

次に魔法。
Angbandの魔法書や祈祷書を修正したもののほか、新たに計130(ヘルプによる)の魔法を収録した多数の魔法書、新領域の歌集が登場します。メイジの呪文書には氷の呪文書や炎の呪文書、錬金術の呪文書やルーンの呪文書など呪文書によって特徴的な魔法が追加されています。トラップを通路に設置して敵を足止めしたり、ファイアウォールを通路に撃ち込んで敵を閉じ込めたりとなかなか楽しいです。呪文書は26冊、祈祷書は15冊、歌集は12冊存在します。

そいでもって、モンスター。
500以上のユニーク(でもないかもしれんが)なモンスターが追加されています。たとえばドラゴン。シルバードラゴンやカッパードラゴン、さらにサファイアやルビー、アメジストなどの宝石系のドラゴン、果ては銀河ワイアームなどの大袈裟な連中まで登場します。これらのドラゴンは、序盤のものでも上位属性のいやらしーブレスを吐いてきます。もちろん他のモンスターのバリエーションも大幅に追加されています(そしてどいつもこいつもいやらしい)。
J.R.R.トールキンの作品に登場するユニークモンスターも多数登場。

ダンジョン。
初期オプションで指輪物語キャンペーンなるものをプレイすることができ、50近い街やダンジョンを探索することができます。基本的に次のダンジョンに移るにはそのダンジョンのボスを倒す必要があり、ルートのとり方によって行ける場所が変化します。ふつーに潜ってもツマランのでこのモードで遊ぶのがおすすめ。アングバンドにも行けますが、たぶん滅びの山がラストダンジョンなんでしょうな。

さらに特徴的なのが部屋のバリエーションで、ただのお飾りの部屋から特定のタイプのモンスターが詰まっている部屋、うれしい武器庫や図書室もあれば、ガスや蒸気が噴出している危険な部屋もあります。

地形。
UnAngbandでまず目につくのは地形の多さです。飾り同然の地形も多いのですが、前述したとおり、蒸気などの危険な地形が存在します。敵を攻撃すると床は血まみれになり、炎や酸、毒の魔法を使うと煙やガスが巻き上がります。ウォーターボールを食らうとマジで溺れ死にます。

アイテム。
それなりにいろいろあります。ドラゴン・スケイルメイルのバリエーションが増えました。アーティファクトも得体のしれん名前のものが増えました。またアーティファクトではない銘のついたアイテムが存在します。いわゆるランダムアーティファクト的なもの。装備の簡易鑑定も改良され、上質、高品質(修正値+5以上)、最高品質(+10以上)、高級品、最高級品(上位エゴ)と詳しく別けられました。その代わり鑑定、とりわけ*鑑定*は高価になり、修正値だけ分かる魔力測定の巻物、アイテムのボーナスが分かる伝承知識の巻物をうまく使って識別することになります。使用していて判明した能力もアイテムの詳細に記載されます。

戦闘システム。
ヘルプの受け売り。ACは打撃の回避率を上げるのではなくダメージを軽減するようになりました。そういうことで敵のHPもそれなりに修正。らしい。弓も打撃と同じアルゴリズムになったけどACに影響されないです。らしい。

キャラクター作成について。
オートローラーはAngbandと同じ25ずつ回り、変愚蛮怒やToMEのスピードに慣れた身からするとヒジョーに遅いです。ポイント配分のほうがいいと思います。

ルーン石について。
ルーン石は緑の?です。ルーン石は^G(オリジナルキーではY)で装備品に取り付けることができ、ルーンの種類によって異なる能力を付与することができます。ルーンは同種のものならばいくつでも取り付けられ、数によっては新たに能力が付与される場合があります(たとえば酸のルーンは1つだけなら防酸、2つ付ければ酸耐性)。異なる種類のルーンを付ける場合は上書きという形になります。

またUnに特徴的なのが疲労で、敵と長い間戦闘を続けていたり、重荷を背負ったりしていると疲労がたまり、最悪気絶してしまいます。それなりに気をつければあまり問題にはならないです。

我が家は2ページだけです。


こんなかんじで、首をポンポン刎ねるのを楽しむ地味なゲームかと思いきや、敵を渦潮に巻き込んで自分も溺れるなど大味なプレイも可、なゲームです。

ガス室

ドメ その4 〜モリアにて死す

カラズラス経由でモリアを潜る。1階で★ショートソード『ギレッター』を拾う。で、ムチと二刀流(軽い武器同士ならできるらしい)してトロルpitをガシガシ潰す。

11階にて転がってたGlamoursの呪文書でせっかくだから魅力を最大値まで上げる。このゲーム、魅力をかなりどうでもよく見てるな。まあ、そうなんだけど。

しかしトールキン発祥のユニークがさすがに多い。呪われし『ウルドール』とか超マイナーキャラまで出てくるし。それを言ったらナルなんかは更にマイナーなんだけど。

14階で巨人pitを清掃、スモール・ソード『Foulheart』(1d6)(+7,+15)(+1)(+耐;耐毒;透明視認)と、★軟革よろい『ヒスロミア』、★折れた剣『ナルシル』、★ロングソード『エルヴァギル』を拾う。名前のついた武器はランダムアーティファクトみたいなもんらしい。

★ギレッターとFoulheart、ドラゴンスケールと★ヒスロミアを交換。んー、そろそろ混乱抜けてるのをどうにかしないと危ないかも。

耐性の呪文書を拾った。これで全耐性が使える。




・・・というところでアラネアに魔力の矢食らって逝きました。ふぎー。以下死亡届。

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ドメ 〜スマウグ戦

闇の森を潜る。真鍮の猿とフェイズスパイダー(緑)がうざいことこの上ない。
巨人の巣(Pは他のvariantより強めになってる)で死闘したり、★アマランディルのルツェルン・ハンマー(たぶんランダムアーティファクト。☆はつかないらしい)を拾ったりしつつ、11階の街に到着。

さっそく書店でCelstial magicの呪文書を買う。サンバーストしか使わないけど。ちょっと別の階で品替えを待って、Fire magicとAcid magicの呪文書を購入。二連アシッド・ボルトは主力兵器。

で、12階に降りて『森エルフの王』と対決。アシッド・ボルト(II)と殴りを併せておしまい。★アムロドのショート・ボウをもらう。+2腕耐なので装備。

湖の町に到着。Celstialの呪文書で、永久光源を付与する永続光の魔法を装備品に掛けまくってみるが変化なし。

スマウグ戦に備えて準備をしたら、はなれ山へ。長ったらしいメッセージが流れたら(Mac版だとファイルをいじってここを短くしないと落ちるっぽい)、湖の町の廃墟に引き返す。

湖の町の人に怒られながらも、黄金竜『スマウグ』と対決。耐火を掛けてアシッド・ボルト(II)で戦うが失率と燃費の関係で一度は撤退を余儀なくされた。で、マゴット犬から奪った魔力のキノコをここで総動員、アシッドボルトII連発。キノコを食い尽くしたら殴りに殴る。最後はマジックミサイルを連発してどうにか倒した。

スマウグを倒したら、再建された湖の町に移る。さっそく報酬を石像から回収。体力回復の杖、テレパシーの宝冠、★ニアリオンダガー、★エレボールのドワーフのつるはしとなかなか美味しい。★ニアリオンは+知能、耐混乱などメイジ向けの性能だが反感つき。邪魔すぎるのでお蔵入り。

かくして我が家と上位書店が新たに建設されたニューリヴェンデルに到着。こっからが厳しいんだよな。Frost magicの呪文書を購入。比較的手軽に使えるコールドスナップとアイスボルト(III)が強い。スマウグ戦までにあればだいぶ楽になったのに。
闇の森で4冊目の呪文書を燃やされてしまったが裂け谷に置いてない。アイゼンガルドの荒野をうろついて待つことに。しかし2日ほど待ってみてもどの店も品揃えが変わらない。困った。で、どこかの街に行けやしないかとアングマールの廃墟への地図を買ってみたら、アングバンドに行けるようになった。が、ここでも魔力の呪文書がない上に品揃えが変わらない。ブラックマーケットのAlchemyの呪文書がよだれを垂らすほど欲しいが、価格56kに対して手持ち8k…。絶望しながら裂け谷に戻ると、品揃えが変わってた。なんなんだこれ。4冊目を購入して、ようやく鑑定を学習。

で、手持ちの未鑑定品を鑑定、片っ端から売り飛ばす。さっき拾った★ガントレット『パウアネン』もいらんので売る。60kが溜まったが、Alchemyの呪文書はすでにどっかにいった。がくり。

このままアングバンドを攻略すれば*勝利*なんだろうけど、それではツマランのでなるべく地図を使わず進んでみよう。以下ダンプ。

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ドメ その2 〜闇の森

市場で腕力の指輪+4を購入、サーベルを2回振れるようになった。
レベル上げのためにブリー村から塚山丘陵へ。

どうも、ダンジョンのあるマップで帰還を読むとそこのダンジョンに帰還できるらしい。さっきブリー村から塚山丘陵に戻ろうとして帰還の詔を読んだら、ブリー村のダンジョンに帰還した。

ということで塚山丘陵15階付近を探索。麻痺知らずが出ればなんとかダンジョンの主は倒せるし、Fire magicかFrost magicの呪文書があれば障壁が作れるのでビヨルンはどうにかなる。オーカーゼリーや能力値を下げるゴーストに悩まされる。トロルpitを清掃してレベル25になった。Animal magicの呪文書からドラゴン・スケールを学習、装着。AC+40と元素耐性ゲットだぜ。

17階でEarth magicの呪文書を拾得。周辺感知と岩石溶解以外はあまり出番はないかな…。真鍮コウモリに劣化ブレスブーブー吹かれてげんなり。しばらく探索しているとGlamoursの呪文書を拾う。混乱、スリープ、恐慌と魅了しかない。スロットの邪魔なので売却。★ガラドリエルの玻璃瓶も拾った。こころなしか★が出にくいのでわりと嬉しい。

19階にうっかり帰還してしまい、クエスターの『カルン・ドゥームのエンペラー・ワイト』と鉢合わせ。麻痺を唱えてくるので大事をとって戦いたくなかった。が、ためしにドラゴン火炎を撃ち込んでみたら一発で重傷を負ってくれたので、もう一発撃ち込んであっさり終了。ヌーメノールのムチ(1d4)(+9,+3)[+5}をもらった。破邪、+隠密、耐久維持、元素耐性、耐麻痺、羽毛落下、急速回復、透明視認の優れもの。これで塚山→古森→農場→と遠回りだがホビット庄に戻れるようになり、我が家に物を置けるようになった。


古森でなぜか下級デーモン扱いの『トム・ボンバディル』を倒す。古森からブリー村に行くと夜な夜な黒の乗手が出てきて非常に怖い目に会うので行かない。メリットないし。ちなみに風見が丘に通じているのが出現条件(古森からブリー村に行く)で、風見が丘には『ブリー村の黒の乗手』よりさらに恐ろしい『風見が丘の黒の乗手』が待ち構えてるので行かないほうがいいです。攻略しても裂け谷に行けるようになるだけだし。ホビット庄からブリー村に戻ると出なくなる。

裂け谷の市場でRune magicの呪文書を購入。これでトラップの壁を作ってビヨルンを倒せる。はず。視界内攻撃のSymbol of Painもけっこう役に立つ。

夜を待って(夜しか街ユニークは出ない)ビヨルンの家に忍び込み、敵を食い止めるようにファイア・トラップを配置していく。んで、放火。と思ったらジャイアントサラマンダーが準備中にやってくれた。撤退して仕掛け直すのもめんどくさいのでこのまま続行。マップ全体が炎に包まれ、熊人『ビヨルン』の護衛はすべて焼死。自分はマップの隅にトラップの壁を張って炎が燃え広がってくるのを防ぐ。んで、起きてきたビヨルンをトラップ地帯におびき寄せ、マジックミサイル連打。熊はバカなのでトラップを避けて寄ってこない。ドラゴン火炎でとどめ。クマー。

こんなかんじ。

かくして闇の森に到着。ここの深層で上位魔法書が買えるのであと一息。以下ダンプ。

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ドメ その1 〜霧降山脈

日本語版UnAngband0.5.5をプレイ。最新版の0.6.xは動かないんだよね。
ドゥナダンメイジ。魔法書はAlchemyを選択。クラス名が一応錬金術師になるが、ただのメイジ。


マゴットじいさんの家でいくつか食料をもらい、ブリー村へ。
レベルを5まで上げたら、フェイズドアの巻物と軽傷治癒の薬を3つずつ持っていって3Fへ。しだ家の『ビル』をマジックミサイルでつついて倒し、トロルの森に到着。

いちどブリー村に引き返し持ち物を整理、再びトロルの森へ。外で岩トロル『バート』を殴り殺す。どうもビルからもらったオウルパイク{高級品}はトロルスレイヤーだったらしい。1階で岩トロル『ビル』を倒す。MP14しかないんだから弓買えばよかった。引き返すのもめんどいので殴りながら頑張る。2階で岩トロル『トム』を倒し、裂け谷に到着。いいえ、それはトムです。


裂け谷で魔法と魔術の呪文書と買う。ライト・スピア、魔力測定、強化アイテム感知はかなり便利だ。ロングボウもここで買っとく。


金が無くなったので霧降山脈の1、2階でアイテムを回収することにする。光に弱いゴブリンが大勢出てくるのでライトスピアと森で拾った滅邪のサーベルで蹴散らす。ライト・スピアは対邪ダメージ6d8*2で最大で100点近いダメージが入る。それでも燃費の関係で6発程度しか連発できないので、結局わらわら湧いてくる雑魚相手には殴る、殴る。これドゥナダンじゃなかったらとっくに氏んでるな。
最深8階に到着。深い水に浸かると明かりが消える上持ち物が壊れるので、水辺を渡る時は注意深くする。んで、ボスの『霧降山脈の大ゴブリン』と対峙。テレポートで勝手に溺れたりまた飛んでいったりしてだいぶ手こずったが、ファイアボルト連発ととどめの一撃で終了。ビヨルンの家に通じた。

ビヨルンは今までとは段違いに手強いのでどこかでレベルを上げることにする。裂け谷に戻り、市場でAnimal magicの魔法書を購入。$4400なり。かなりの威力を誇るドラゴンの火炎と、全耐性の鎧を生成できるドラゴンスケールの呪文が強力な魔法書だ。レベルも知能も低いから今は役に立たないけど。

塚山丘陵に行ってしばらくレベルを上げることになるかな。以下ダンプ。変愚やToMEと比べると情報が乏しいな。

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